Books in English
Cultural Migrants from Japan: Youth, Media, and Migration, Rowman & Littlefield 2009 (USA).
“In recent years, a large number of young Japanese have been migrating to New York and London for the purpose of engaging in cultural production in areas such as dance, fashion, DJing, film, and pop arts in the hope of “making it” as artists. In the past, this kind of cultural migration was restricted to relatively small, elite groups, such as American artists in Paris in the 1920’s, butCultural Migrants from Japan looks at the phenomenon of tens of thousands of ordinary, middle-class Japanese youths who are moving to these cities for cultural purposes, and it questions how this shift in cultural migration can be explained.” link
2010 Journal of Asian Studies, Volume 69 Issue 4, pp.1242-1244
2010 International Journal of Japanese Sociology, pp.140-142
2011 The Journal of Japanese Studies, Volume 37, Number 2, Summer, pp.476-479
Nukaga Misako and Fujita Yuiko, Working Mothers and Inequality in Japan
(Forthcoming, Routledge, 2026)
Books in Japanese
『文化移民 越境する日本の若者とメディア』新曜社 2008
★第2回内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞受賞★
◆若者はなぜ日本回帰するのか?
「最近、ダンスやアートなどで一旗揚げたいと、文化的な動機で日本から欧米に移住する若者が増えています。著者はニューヨークやロンドンに移住するかれらに密着取材して、脱国家的なかれらがどのように欧米社会を体験して、数年後にどう考えるようになったかを長期的に丹念に追います」出版社 ウェブサイト
◆書評 2008年10月12日 信濃毎日新聞 星野博美さん、2008年10月16日 週刊文春 前田司郎さん、2008年10月26日 中日新聞、2008年11月1日 共同通信、2008年11月9日 宮崎日日新聞 芹沢俊介さん、2008年12月9日 朝日新聞、2015年1月17日 週刊東洋経済 山田昌弘さん
『働く母親と階層化ー仕事・家庭教育・食事をめぐるジレンマ』勁草書房 2022
就学前の子をもつ母親たちは働きながら子育てをすることの困難をどのように経験し、仕事と育児・家事のバランスをどのように交渉しているか、またそのありようは階層によってどのように異なるか。これまで高学歴世帯に偏った視点で語られてきた問題を階層的視点から捉え直し、母親業という困難な営みをめぐる課題を提起する。出版社ウェブサイト
◆書評 現代女性とキャリア 2023年 15号 評者・井田瑞江氏(関東学院大学教授)
教育学研究 第90巻第3号 2023年9月 評者・片岡栄美氏 (駒澤大学)
東京新聞 2023年3月8日 著者インタビュー
週刊東洋経済2023年1月28日号話題の本(著者インタビュー)
図書新聞 2022年12月17日号 評者・中村艶子氏(同志社大学教授)
愛媛新聞 2022年11月27日、信濃毎日新聞 2022年11月26日、下野新聞 2022年11月20日
北日本新聞 2022年11月19日、沖縄タイムス 2022年11月19日
朝日新聞 2022年11月7日 著者へのインタビュー
『ワンオペ育児』毎日新聞出版 2017 (台湾版、韓国版 2018、中国版2020)
「最近、「マタハラ」「保活」「待機児童」「ワンオペ育児」など、育児に関する言葉がメディアに頻繁に登場し、旬のテーマとなっています。実のところ、子育て中の女性はたいていヘトヘトです。本書では、社会学の研究者であり、また教員であり、さらに4歳の子の母親でもある著者が、子育て真っ最中の男女をめぐる現状を取材し、当事者の立場から伝え、読み解き、乗り切る方法を提案します」出版社ウェブサイト
◆書評 2017年7月2日毎日新聞、2017年7月22日BuzFeed, 共同通信配信 (2017年7月22日 琉球新報、7月23日山梨日日新聞、7月24日下野新聞、7月26日秋田魁新報、7月28日新潟日報、8月1日 沖縄タイムス、8月1日福井新聞、8月2日信濃毎日新聞、8月6日四国新聞、8月12日山陰中央新報、8月17日岩手日報、8月24日福島民報、9月1日日本海新聞)、 2017年7月23日 読売新聞「著者来店」, 2017年8月3日 ハフィントンポスト、2017年8月3日 北海道新聞、2017年8月5日 聖教新聞、2017年9月1日 Wedge 、2017年9月6日週刊朝日 斎藤美奈子さん、2017年9月25日 下野新聞 ひらたともみさん、2017年9月25日東京新聞「私の本の話」、2017年10月1日三田評論「執筆ノート」, 2017年10月11日 wotopi 、2017年11月13日 BEST TIMES、2017年12月3日小学館 kufura、2018年主婦と生活社CHANTO 2月号、2018年『赤ちゃんとママ』2月号、2018年『女性としごと』No.54、2018年3月1日ダイヤモンドオンライン、2018年3月31日読売新聞大手小町、2018年5月苫米地なつ帆さん「文献紹介」『家族社会学研究』第30巻
藤田結子・成実弘至・辻泉編 『ファッションで社会学する』有斐閣 2017
「自分の好きなことで勉強しよう! 実生活に身近な「ファッション」について考えることを通して,社会学に入門しようという野心的な入門テキスト。ファッション誌のメディア史から最新の文化事象の分析まで,オーソドクスな社会学的思考にアプローチしていくファッション「で」学ぶ社会学。
「女性ファッション誌を読みとく」「男性ファッション誌を解読する」「ファッション誌の歴史」「外見と自分らしさ」「ジェンダーを“する”」「コスプレとサブカルチャー」「ファッションのしくみ」「ストリートファッション」「ファストファッション」「国境を越えるデザイナー」「ファッションモデルの仕事から」」出版社ウェブサイト
◆書評 2017年11月 難波功士さん「『ファッションで社会学する』」『書斎の窓』
藤田結子・北村文編 『現代エスノグラフィー 新しいフィールドワークの理論と実践』 新曜社 2013
「フィールドワーク、エスノグラフィー(民族誌)について、手紙の書き方、ノートの取り方から機器の扱い方まで、手取り足取り解説した本は多くあります。J・クリフォードらの『文化を書く』以来、文化を誰が、どこから、どう書くのか、という政治性が指摘されていますが、本書はそのような問題意識を組み入れながら、ポジショナリティ、自己再帰性、表象の政治、当事者研究などの基本概念を詳述し、介護、障害、ボランティアなどの新しい対象分野を取り上げ、さらにはフィールドに出たときに調査者が出会う初歩的な問題についても、体験をとおした適切なアドバイスをしています」 出版社ウェブサイト
◆書評 2014年7月 「パフォーマティブ・シンドローム」の中の調査実践とは : 藤田結子・北村文編『現代エスノグラフィー : 新しいフィールドワークの理論と実践』」『三田社会学』 No.19